人は物語の中に住んでいる
例えば、古い畳を剝がした際に出てきた杉板。その杉板はただの廃材ではありません。それを壁やドアに再利用することで、部屋の新しい物語が生まれました。書道家の住まいには、手元にあった墨と塗料を用い、壁板に独特の表情を与えています。
住まいの形を変えるのは必要に迫られてのこと。しかし、そこに住む人々の歴史や暮らし方を織り交ぜながら、新たな物語を紡ぐお手伝いをする――それが私の仕事です。
QUALITY
私達の仕事
人生100年時代のセカンドライフの家づくり。
仕事をリタイアし、第二の人生を迎える今、都会の喧騒から離れ豊かで健康的な暮らしを実現する住まいが求められています。
私たちPathGateは、無風・無音で快適なF-CONを活用し、本当の意味で健康的な生活を送れる「セカンドライフの家づくり」を提案します。建物だけでなく、そこでの暮らし方までを考え抜いた設計で、人生100年時代にふさわしい安心で快適な住環境を提供します。
人生の第二章を共に創り上げませんか?皆さまのご相談やアイデアをお待ちしております。
住環境デザイナーの藤田順治プロデュースの「セカンドライフの家づくり」
誰と何処で住むのか?
田舎にある年老いた両親の家。都会から親の元へ帰る決断をした夫婦からの依頼で、この家が再び息を吹き返しました。
介護が必要となった両親のため、リフォームを施した住まい。安全で快適な空間を作り出すことで、親子三世代が共に暮らしやすい環境を実現しました。
病院で「湯船に浸かるのは難しい」と言われていたお父様が、自宅のお風呂で再び温まれる日が来た――その瞬間、娘さんが語った「リフォームをして良かった」という言葉に、住まいが果たす役割の大切さを改めて感じます。
どんな営みをするのか?
家族の絆を支え、共に暮らしながら親を見守る日々。そこには、家族の想いと住まいが織りなす新しい生活の形があります。この家はただの建物ではなく、「誰と」「どのように」生きるかを実現するための物語の場なのです。
ドアの取っ手はプリッツチェルにしてください。
パンを焼くことを生業にするご主人と、フランスで修行を積んだ奥様。ご実家の近くにパン屋を開き、2階に住みたいという夢のご依頼でした。まずはアパートでのヒアリングからスタートし、土地の選定、事業計画、資金計画、そして店舗デザインまで伴走しました。
ドアのデザインはクライアントのアイディアです。クロワッサンの形にくり抜き、そこにガラスを入れることでパン屋らしい温もりを演出。ドアの取っ手は鍛冶屋さんに特注で制作していただき、プリッツェルの形に仕上げました。手仕事ならではの風合いが、時を経てさらに味わい深くなっています。
今、このパン屋さんは街の人々に愛される場所となり、焼きたての香りと共に、ご家族の物語が続いています。
自身の夢をはじめた人たちの“はじまりの物語”を収録した64ページのコンセプトブック。きっと新しいコトをはじめたいあなたの背中を押してくれます。お問い合わせフォームから来場予約し、来場いただいた方に無料でプレゼントいたします。
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